第2作・制作再開への道 その1

こんにちは。管理人です。
たんていくん2の従来の形での公開は、諸般の事情から断念せざるを得なくなりました。本当にすみません。

アナログツール(実物そっくりの電話帳や日記等)の同梱を諦め、シンプルな形に考え直す事で、制作を再開出来ないだろうかと模索しています。

元々の第2作の企画の特長、そして制作上の障壁(作るのが難しくなる)となるのは、

■前記の「アナログツール」の作成
■非分岐・非進展フラグシステム「てばたくん」の開発

の2つでした。

今回の「再開への道 その1」では、アナログツールの撤廃について考えてみたいと思います。



アナログツールを撤廃すると、資金面での問題がクリアされ、制作再開にあたって大きな前進となります。一方、ツールが存在する事を前提として事件の内容やトリックを構成していましたから、ツール撤廃となると弊害も生じます。

そもそもアナログツールは、

■ツールに記載されたデータを読み取る。電話帳を見て企業の住所を得る等。
■ツールその物を捜査対象とする。封筒に貼られた送り状から犯人の筆跡を検証する等。

の、2つの使い方を想定した物です。
前者は「普通のプレイヤー。言ってみれば推理初級及び中級者」で、後者は「推理上級者」のやり方になると思います。

ですから、ツール撤廃は、上級者にとっては、「前作にない新しい面白さを味わえない」事になります。
初級及び中級者にとっては、さほど大きな違いは生じません。豪華版が廉価版に変わるだけです。
逆に言えば、ツールをなくしても、前作と同じような面白さは確保出来るわけです。それなら、十分作る価値があるのではないでしょうか。

私達制作側にとっての作業の違い、つまり、ツール撤廃によって新たに増える作業は、

■「ツール自体からプレイヤーが得られるはずだったデータ」がなくなるのだから、それを他のどこかへ移動する事が必要。先述の例で言うと、「犯人から送られて来た封筒の筆跡をプレイヤーが観察する」事が出来なくなるので、主人公に「ふむふむ…えらく汚い筆跡だなあ。グニャグニャ歪んで、まるで利き腕でない方で書いたみたいだ」と独白させなければならない。簡単な事のように思えるかもしれないが、これは主人公に「プレイヤーさん、ほら、この封筒の筆跡に注目しないと!重要な手掛かりですよ!」と言わせるような物。自然に、さりげなく言わせるためには、推理小説家のような腕前が必要になる。

■「ツールに記載していたデータ」を、他へ移動する事が必要。こちらは前項のような「うまく、気付かれないように隠す」のではない。ツール電話帳に記載していた企業の住所を、新たに「ゲームプログラム内で表示される電話帳」を設け、そこに記載する。これは前作で新聞や電話帳として行っていたのと同じ事だから、難しくはない。

という物です。何とか克服出来そうな気はします。
ほな。


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